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橋本病の治療と解消法


橋本病の診断はどのようにしますか?
触診や超音波検査で、びまん性甲状腺腫を確認します。
橋本病では、甲状腺自己抗体である抗サイログロブリン抗体と抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体の2つが陽性になります。 自己抗体が陰性の人でも、甲状腺の生検や穿刺吸引細胞診でリンパ球浸潤を認めれば診断が確定されます。 甲状腺機能(FT3・FT4・TSH)は正常の人が多いですが、低下症になっている例もあります。

【治療法】
橋本病でも甲状腺機能が正常の場合には、定期的な観察をするだけで特別な治療は必要ありません。

甲状腺機能が低下している場合には、内服療法で甲状腺ホルモン剤(チラージンS錠)を毎日内服します。普通1日に1〜2錠を飲みます。服用すると腫れも小さくなります。甲状腺の腫大がひどい場合は、手術で甲状腺を切除する場合もあります。

甲状腺ホルモン剤の内服量は、それぞれの患者さんで至適量が異なりますので、自分に一番合った内服量を見つけることが大切です。

甲状腺ホルモンの不足状態は血液検査でわかりますので、甲状腺ホルモン剤を内服し始めた当初は、通院毎に血液検査が必要です。
いったん自分のお薬の量が決まりましたら、それが急に変化することはありませんので、採血も半年から1年に1度位になります。

甲状腺ホルモン剤は、本来自分の甲状腺が作り出すべきホルモンの不足を補うために飲むものですから、至適量を内服している限り副作用は何もありません。

薬は数カ月から数年の間だけ飲んだら後はいらなくなる人もまれにありますが、多くの場合は一生薬を続けなければなりません。
薬を飲むことは目が悪い人が眼鏡をかけるのと似ています。 眼鏡がないと色々と不都合がでますが、眼鏡さえかけていれば何も問題はありません。

飲み忘れなどが無いように継続して下さい。

血液中の甲状腺ホルモンが正常化すれば、 甲状腺機能低下症の症状はとれてきます。 ホルモンが正常化しても症状が残る場合は、橋本病が原因ではありませんので、他の原因を考える必要がありますね。



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